「水俣市文化財保存活用地域計画」は、令和6年12月20日に開催された国の文化審議会(会長 島谷弘幸)において認定する旨文化庁長官に答申され、同日、文化庁の認定を受けました。熊本県内では多良木町に続き2例目となります。
令和7年度から令和16年度の10年間、本計画に定める取組を推進し、計画で掲げる将来像「みなまた集うまち 自然・歴史・文化を活かしたまちづくり」を実現していきます。
文化財保存活用地域計画とは
文化財保護法第183条の3に基づく、市町村における文化財の保存と活用に関する総合的な計画です。市町村の総合計画の下に体系づけられ、文化財保護行政の中・長期的な基本方針を定めるマスタープランと、短期的に実施する具体的な事業を記載するアクションプランの両方の役割を担います。
計画作成の背景と目的
本市では、高齢化、過疎化により文化財の維持管理や継承等の課題が生じています。そのため、文化財の保存・活用の方向性や取組を可視化し計画的に実行していくとともに、市民、民間団体、文化財部局、庁内関係部局などが地域総がかりで文化財を保存・活用する枠組みを構築し、文化財を確実に継承していくため、計画を作成しました。
計画の内容
本市の歴史文化の特性、文化財の概要や現状と課題を整理し、保存・活用の方向性や具体的措置、計画の推進体制等について記載しています。
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計画に関するお問合せ先
水俣市教育委員会教育課生涯学習室 電話0966-61-1639