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JICA「草の根協力事業」

最終更新日:

【アマゾン天然繊維の活用・技術指導による生活向上計画】

【草の根技術協力事業とは】

 地方自治体及びその所管の地域が、自ら持つノウハウ・経験を活かし、開発途上国の人々や地域の発展に役立つような協力活動を実施したいとする提案に対し、JICA(国際協力機構)が支援を行う事業です。

 

 開発途上国からの人材の受け入れや、現地における技術指導を通じ、地域が主体となる国際協力への取り組みを実現することを目的としています。

 

【水俣市の取り組み】

「アマゾン天然繊維の活用・技術指導による生活向上計画」

 

 水俣市は、かつて世界に類を見ない水俣病という水銀汚染を経験した地域です。市が認定する環境マイスター制度も、この貴重な経験を教訓として生かしていくための取り組みの一つであり、環境に配慮して環境にいいモノづくりを行う市民を認定・支援しようとするものです。

 

 ブラジル・アマゾン地域は、金採掘による水銀汚染問題が発生している地域であり、現地の天然資源を利用した生産活動によって生計の向上を強く望んでいます。

 

 本事業は、環境マイスターである金刺潤平氏(水俣浮浪雲工房)が、紙漉き技術指導(専門家派遣・研修員の受入れ)を行い、アマゾン流域住民の生活向上に貢献することを目的としています。

 

【取り組みの経緯】 

2003年度

(H15)

水俣浮浪雲工房(環境マイスター・金刺潤平氏)による天然繊維を使った抄紙技術の講義及び実習

※研修員(ブラジル人)2名を受け入れ

2005年度

(H17)

1.ブラジル国パラ州ベレン市へ、工房の開設、システムの整備、抄紙技術の講義及び実習を目的とし、

金刺潤平氏(環境マイスター)、渕上学氏(環境マイスター)を専門家として派遣。

2.水俣浮浪雲工房(環境マイスター・金刺潤平氏)による天然繊維を使った抄紙技術の講義及び実習

※ 研修員(ブラジル人)2名を受け入れ

紙漉き実習
紙漉き実習(水俣浮浪雲工房にて)
屏風づくり
和紙を使った屏風づくり(ブラジル国ベレン市)
→ お問合せ先

水俣市役所 政策推進課 政策推進室
電話 0966-61-1606 

このページに関する
お問い合わせは
(ID:754)
水俣市役所
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