改定の理由
上下水道事業は主にお客様からの上下水道料金でまかなわれています。これまでコストの削減や業務の統廃合、職員の削減などの取り組みにより、料金を据え置いてまいりました(消費税増税に伴う料金改定を除く)。
しかしながら、ここ近年の人口減少に伴う料金収入の減少、物価高騰による施設管理にかかる費用の増加、上下水道施設の老朽化など、上下水道事業をとりまく環境は年々厳しくなっており、今までの料金制度では、安定した上下水道サービスを提供することが難しくなることが見込まれます。
上下水道料金改定の内容
(1)基本水量制の廃止
これまで、8㎥まで一定料金の「基本水量制」を採用していましたが、料金改定後は「基本料金」と「従量料金」に分かれ、使用水量1㎥から従量料金が加算される仕組みとなります(下水道使用料は「基本使用料」、「超過使用料」)。
(2)平均改定率
水道料金及び下水道使用料の平均改定率は約12%となります。 ただし、平均改定率とは、使用者全体の改定率を平均したものであり、実際の改定率は、使用者ごとの使用水量により異なります。
(3)その他
「浴場営業用」(下水道使用料は「公衆浴場汚水」)の用途区分を廃止します。
料金表
(税抜き)

上下水道料金早見表
上下水道料金早見表(PDF:120.6キロバイト) 
- ※使用用途「一般用」、メーター口径13mm、20mm、使用水量が0~50㎥の場合について掲載しています。その他の使用用途、口径、使用水量の場合についてお尋ねになられたい場合は、上下水道局へお尋ねください。
※使用用途「一般用」、メーター口径13mm、使用水量が0~50㎥の場合について掲載しています。
上下水道料金改定に関するQ&A
(1)何年ぶりの改定ですか?
水道料金は31年前、平成7年に値上げを行い、平成15年に値下げ改定を実施して以来、23年ぶりの改定となり、下水道使用料は平成20年以来、18年ぶりの改定となります(消費税増税に伴う料金改定を除く)。
(2)料金改定はどのように決定したのですか?
令和7年11月に水俣市長は上下水道利用者や有識者等で構成される「水俣市上下水道事業審議会」へ上下水道料金等の改定について諮問を行いました。審議会は諮問を受け、3回にわたり料金改定等について審議を行いました。審議の結果、審議会は令和8年4月に「上下水道料金を改定することは適当」との答申を水俣市長へ行いました。これを受け、令和8年6月の水俣市議会定例会に水俣市水道条例及び水俣市下水道条例の一部改正案を提出し、可決されました。
水俣市上下水道事業審議会における審議内容につきましては、
こちら
のリンクをご覧ください。
(3)いつから変わりますか?
令和9年4月請求分(3月検針分)から、新料金による請求となります。
(4)どうして基本水量制が無くなるのですか。
基本水量制は、公衆衛生の向上と生活環境の改善を目的に、水道料金の基本料金に一定の水量を含める制度として導入されました。しかし近年、核家族化や一人暮らし世帯の増加、節水意識の高まりから、基本水量に満たない使用者が増え、不公平感が生じています。また、公衆衛生が一定の水準に達した現代では、導入当初の目的が薄れてきていることから、この制度を廃止することといたしました。皆さまの御理解をお願いいたします。
(5)料金改定によって、どのような対策を行いますか?
上下水道施設は昭和50年代にかけて整備されたものが多く、老朽化に伴い、今後一斉に改築・更新の時期を迎えます。施設の改築・更新に併せ、施設の耐震化を計画的に行います。更新時には、人口規模に応じて施設の規模を小さくするなど、適正な施設規模に更新していきます。これらの施設を日々点検・調査し、適切な維持管理・修繕を行ってまいります。
また、これからも可能な限り、コストの削減や収益確保などあらゆる経営努力に取り組み、経営基盤の強化を図ります。そして、将来にわたり、安心・安全で、持続可能な上下水道サービスを提供できるよう努めてまいります。
具体的な取組内容につきましては、以下のリンクをご覧ください。
最後に
物価の高騰が続く中、皆様には御負担をお願いすることとなりますが、今後も管路や施設の更新・耐震化にしっかりと取り組み、安心して上下水道を御利用いただけるよう努めてまいります。皆様の御理解と御協力をお願いします。