令和8年度 高大連携未来塾(慶應義塾大学×水俣高校)を実施しました
地域内外の連携により、地域の未来を担う人材を育成することを目的とし、水俣市と連携・協力に関する協定を締結している慶應義塾大学と水俣高校による「高大連携未来塾」を開催しました。
令和8年度も慶應義塾大学環境情報学部の植原教授にご指導いただき、数回に分けてワークショップが行われます。昨年11月から今年度のSDGsデジタルアートの打ち合わせを重ねてきました。この「SDGsデジタルアート」は8月の「SDGs未来都市フェスタ」に出展しました。
これまでの実施内容は次のとおりです。
第1回
日時:令和8年6月9日(火曜日) 16時30分~18時
実施場所:水俣高校2階視聴覚室
参加人数:水高生10人、植原教授、慶應義塾大学生10人(オンライン参加)
内容:「SDGsデジタルアート2026」の内容、実施方法の検討
前回までに出たテーマ案の中から今年度は「ごみ分別」をテーマとすることとしました。
水俣市のごみの分別方法を、フェスタの来場者に体験してもらう取り組みです。分けてもらったごみが正しく分別されているか、重さやセンサーなどで判定し、データ化、集計後の点数をデジタルアートに反映させる仕組みをグループワークにより具体化する作業を行いました。
3つのグループに分かれ、(1)展示方法の工夫、(2)参加者の体験デザイン、について話し合いました。高校生と大学生が3-4人ずつになるよう分かれました。各グループからは次のような意見が出ました。
グループ1:展示方法として、プロジェクターで来場者をはさんで向かい合わせに投影し、海の中にいるような雰囲気を演出する。分別が正解したら海中の魚が増える。不正解だったらごみが増えるなどの映像を投影する。
グループ2:展示は、地球を模した風船などを中からライトアップ。正答率によって段階的に色が変化する。例えば分別があっていたら青く、間違っていたら赤くなる。
グループ3:正解すると完成するリグラスアート。正解するとリグラスに色が付き、心地よい環境音が流れる、不正解だと不協和音が流れる。
グループ発表の後、投票によりグループ2の案を採用することとしました。
今後、この案を実現できるシステムを作っていく予定です。次回のワークショップは7月を予定しています。
また8月初めに慶応義塾大学のフィールドワークに参加するASEAN各国の学生が水俣市にも訪問するので、その際にデジタルアートの制作を共同で行う予定です。
また、今年度はこの慶応義塾大学のフィールドワークの前半部分、慶応義塾大学での活動に水俣高校から生徒2人が参加する予定です。
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| 講義の様子 | 高校生によるグループ発表 | 発表内容をもとに投票によりテーマを決定 |
第2回
日時:令和8年7月17日(金曜日) 13時30分~15時
実施場所:水俣高校2階視聴覚室
参加人数:水高生10人、植原教授(オンライン参加)
内容:「SDGsデジタルアート2026」制作物の検討
8月4日(火曜日)にASEAN学生と慶應義塾大学生が水俣を訪問し、高校生と合同でワークショップを行います。その際、フェスタに出店するデジタルアート作品の制作を行うため、その前に何を制作するか具体的に決める作業を行いました。
前回までにフェスタ来場者にいくつかの種類のごみを分別してもらい、正しい資源コンテナに入れられた数で点数をつけ、その点数をデジタルアートに反映させることが決まりました。どのごみがどのコンテナに入れられたかを監視するセンサーと、それを点数化するシステムをコンテナに設置すること、デジタルアートは1mくらいの球体で、LEDテープライトを貼り付け、点数をライトの点灯数に反映させるという前提で、(1)分類するごみはなににするか、(2)表現方法はどうするかを3グループに分かれ決めていくこととしました。また、今回体験者へ記念品も配布予定ですので(3)お土産のペーパークラフトを何にするかも考えます。各グループから出た意見は次のとおりでした。
グループ1
(1)分別するごみ:ペットボトル、缶、ビン
プラスチックボトル、ハンガー(燃やすごみ)をひっかけ問題とする
(2)表現:水俣の海
(3)お土産:自分たちで好きな絵を描いてもらう
グループ2
(1)分別するごみ:燃やすごみ、プラ、アルミ、スチール 電池、
紙類・布類をひっかけ問題とする
(2)表現:ボールにテープを貼り、布をかぶせ、 布にガラスなどを貼って光らせる
(3)お土産:ごみ分別ボックス 文房具の分別に使用
グループ3
(1)分別するごみ:燃やすごみ、プラ、破砕・埋め立て、布類、紙類
小さな紙片、汚れたプラ、バインダーファイル、洗濯ばさみをひっかけ問題とする
(2)表現:ボールを2重にし、間にテープライト を大陸の形に貼る
(3)お土産:魚、くまモン、タツノオトシゴなど
まとめとして、どのグループの案もよかったので、表現とお土産は3種類やってみてもよいと思われますが、分別するごみの種類は、センサーの数に限りがあるため絞ることとしました。
次回は8月4日にASEAN学生、慶應義塾大学生と制作することとなります。慶応義塾大学から必要な材料は運び込まれる予定です。ボールに表現する造作と、コンピューターで動かすプログラムを自分たちで書いてもらうこととなります。(大学生にはプログラムの専門家もいるため、1時間程度でできる見込み)。
第3回
8月4日(火曜日)実施予定の第3回ワークショップは、7月28日に発生した熊本地震の影響により中止となりました。
しかしながら、フェスタへの出展は実施するため、8月10日に水俣高校生だけで制作を行いました。
制作にあたっては、慶応義塾大学のフィールドワークに参加した高校生2人が、他の生徒へ制作内容を伝え、完成させました。
※水俣高校生の慶応義塾大学のフィールドワークへの参加については、市報10月号に掲載されています。
広報みなまた令和8年10月号 / 水俣市 https://share.google/AHeTCIWGbLK1Y3KwL
(外部リンク)
SDGs未来都市フェスタ出展
熊本地震のため一時出展が危ぶまれましたが、無事出展できました。
当日は多くの体験者を迎え、ごみの分別について学んでいただけました。
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| 小中学生をはじめ多くの方に体験いただきました。 | ごみに貼った二次元コードを判定者(高校生)がスキャンしている様子。 |