活動の概要
環境ISOの概念を取り込んだ水俣市オリジナルの学校版環境ISO制度です。
水俣の海、山、川そして大気を守り、次の世代に伝えていくため、二酸化炭素の削減、資源の有効利用、環境負荷の軽減、環境保全などの行動を宣言し、取り組んでいます。
この制度により、市内の全小中学校(2019年8月現在)で、「環境にいい学校づくり」が推進されています。なお、制度の仕組みは以下のとおりです。
仕組み
1.行動の宣言 |
「環境にいい学校づくり」のためにやっていること、やりたいことを5項目以上宣言する。 例)不要な電気はこまめに消す。 コップ1杯の水で歯磨きをする。 など |
2.役割の分担 |
誰が何をするのか、役割と責任を分担します。 例)~先生の組織~ 校長先生:環境管理総括者→学校全体の方針を決めます。 教頭先生:環境管理責任者→学校全体の活動を管理します。 担任の先生:環境推進員→担任するクラスなどの活動をチェックします。 ~生徒の組織~ 生徒(児童)会長:環境リーダー ISO委員会:環境管理事務局 クラス委員:環境推進員 など |
3.行動/記録 |
やっていることを成果がわかるように記録します。 |
4.見直し |
記録を見て、行動を見直したり、新たな行動を起こします。 |
↓↓↓ 継続した実践(3ヶ月以上) ↓↓↓
5.申請/審査 |
水俣市に申請をします。 水俣市教育委員会、環境課が審査を実施します。 |
6.認定 |
審査に合格した学校を、市長が認定します。 |
7.有効期間など |
認定の有効期間は3年間です。3年ごとに更新認定審査を行います。 その間、毎年度、定期審査も行います。 |
今後の取り組み
学校版環境ISOの取り組みは、小中学校だけでなく、幼稚園や保育園、高校にも広がっています。
今後は、市内の全ての幼稚園保育園と高校での取り組みを推進し、水俣市の教育機関ではどこでも、継続して環境への取り組みや学習ができるように、進めていきます。