水俣市では、毎月19日を「いきいき健康食育の日」としています。
さて、今月のテーマは「暑さに負けず 高齢者の食事」です。
夏場の高齢者
夏は暑さと湿度の影響で、体力が消耗しやすく、水分不足や食欲減退など高齢者の健康に影響を及ぼすことがあります。特に高齢になればなるほど、体の調整機能が低下しやすいため、適切な食事と水分補給が欠かせません。このページでは、健康を維持するための夏場の高齢者の食事について、ポイントをご紹介します。
夏場の高齢者が陥りやすい健康問題
- 熱中症・・・高齢者は体温調節機能の低下など複数の生理的変化により、熱中症を引き起こしやすくなります。
- 脱水症状・・・汗による水分の排出が多くなるため、水分補給が足りないと脱水症状を引き起こします。
- 食欲不振・・・暑さが原因で食欲が低下し、栄養不足に陥ることも。
- 疲労感や倦怠感の増加・・・体力の低下や電解質のバランスの崩れが引き金になることも。
このような問題を避けるには、適切な食事と水分補給が重要です。
夏場の高齢者食事のポイント
- 水分補給が第一・・・喉の渇きの自覚がなくても、意識的に水分補給することが大切です。水や麦茶をこまめに飲む、スープやみそ汁などの食事からの水分摂取も活用しましょう。
- 食欲が落ちても栄養を補給・・・お粥や豆腐など消化のよい食材や、魚や卵、納豆など少量でも栄養価の高い食材を選びます。さっぱりとした料理(酸味のあるお酢やレモン、梅干しなど)で食欲を刺激しましょう。
- 塩分と電解質の管理・・・汗をかくことで失われるため経口補水液なども適宜活用しながら、塩分や電解質の適度な摂取を心がけましょう。
- 野菜と果物でビタミン補給・・・旬の野菜や果物は、水分とビタミンが豊富です。きゅうりやトマトなど野菜の浅漬けや、スイカやメロンなどの果物は食べやすい大きさにカットしましょう。
- たんぱく質もしっかり摂る・・・体力維持のために積極的に摂ります。肉や魚、大豆製品(豆腐や納豆)を使った料理を取り入れます。消化に不安がある場合は、柔らかく調理したものを選んでください。
夏場のおすすめメニュー例
- 茶碗蒸しと蒸し鶏のサラダ・・・卵や鶏肉を食べることで、たんぱく質が摂れます。だしにはアミノ酸やミネラルが含まれているため、疲労改善や旨味アップによる減塩につながります。
- お粥と浅漬け、焼き魚・・・胃腸に優しく、必要な塩分とたんぱく質が摂れます。
- 梅としらすのそうめん・・・酸味が効いた梅を使うことで、さっぱりと食べやすいです。しらすでカルシウムを補給。消化に優しいそうめんを選び、彩りを加えるためきゅうりやトマトをトッピング。
- スイカや梨のデザートプレート・・・水分とビタミンがしっかり摂れます。
健康で快適な夏をお過ごしください!
夏場は特に高齢者の健康管理が重要です。適切に食事と水分を摂ることで、熱中症や体調不良を防ぐことができます。一人での準備が難しい場合や、体調に不安がある時は、家族や介護者がしっかりサポートしてあげましょう。このページで紹介した内容をぜひ日々の食事に取り入れてみてください。
おわりに
今月の「いきいき健康食育の日」のテーマは、「暑さに負けず 高齢者の食事」でした。
「食事についてもっと知りたい」などご質問・ご相談がある場合には、いきいき健康課(電話0966-63-3202)までお問い合わせください。

水俣市食育PRキャラクター「ちっさん」