水俣市では、毎月19日を「いきいき健康食育の日」としています。
さて、今月のテーマは「10月は健診及び検診月間」です。
本市の取り組み
朝晩の冷え込みが感じられるようになり、季節の移ろいが訪れたかと思いきや、日中はまだ夏のような暑い日が続いています。
さて、本市では平成31年に「水俣市健康づくり条例」を制定し、毎月11月を「いきいき健康づくり月間」と定め、健康づくりの普及啓発を行ってきました。令和6年には「水俣市健康づくり条例」に、10月は「健診及び検診月間」を追加しました。10月の健診及び検診期間中は、PRのため水俣市役所やもやい館周辺に、ピンク色の旗を設置しています。


毎年この時期にPRの旗を設置するなどして、市民が健診及び検診を意識する機会となること、健診及び検診を受診していただき年に1回は自分のからだを見つめ直すきっかけとしてほしいと思います。
健診と検診
健診とは「健康づくりの観点から経時的に値を把握することが望ましい検査群」、検診とは「疾患自体を確認するための検査群」とされています。健診に関しては、必ずしも疾患自体を確認するものではありませんが、結果が陰性の場合であっても行動変容につなげるねらいがあります。そのため、日頃の生活習慣を見直し、生活習慣病予防・重症化予防を行うことを目的として健診を受けた人を対象に、本市では結果説明会や個別の面談などを実施しています。
「健診及び検診月間」と同じく
厚生労働省や都道府県が主催の「がん検診受診率向上に向けた集中キャンペーン月間」も同時期(10月1日~10月31日)に実施されています。がんは、昭和56年より我が国の死因第1位ですが、本市も令和6年度死因の第1位は、がんです。死亡状況の割合でみると46%と死因の原因の約半数が、がんとなっています。本市のホームページに掲載している
第2期いきいきみなまたヘルスプラン.pdf
では、がん受診率の目標値(28ページ)を掲げています。例えば胃がんであれば、受診率の目標は30%としていますが、令和6年度の胃がん受診率は7.7%でした。
がんによる死亡者数を減少させるためには、早期発見・早期治療が重要であることから、この期間中にがん検診への関心を深めていただきがん対策への取り組みの意識の高揚を図ります。
・10月22日から本市では選べる健診を実施します。特定健診やがん検診など、この機会に受診ください。
参考資料
・特定健康診査・特定保健指導の在り方に関する検討会 厚生労働省
(外部リンク)
・第2期いきいきみなまたヘルスプラン.pdf
・がん検診受診率向上に向けた集中キャンペーン 厚生労働省
(外部リンク)
おわりに
今月の「いきいき健康食育の日」のテーマは、「10月は健診及び検診月間」でした。
「食事についてもっと知りたい」などご質問・ご相談がある場合には、いきいき健康課(電話63-3202)までお問い合わせください。

水俣市食育PRキャラクター「ちっさん」