令和6年度グローバル人材育成事業※において優秀な成績を収めた水俣高校生2名(以下、学生)が、市長や市職員等とともに、4月20日~24日に渡米し、同大学の成績優秀者表彰式への参加などを行いました。
SPICE所長であるゲイリー・ムカイ博士や在サンフランシスコ日本国総領事館の菅原氏より祝辞を頂いた後、学生がゲイリー教授等に対して、同事業の受講で学んだこと等について英語で発表しました。

↑発表する塚本紅音さん。研究テーマ「海(丸島・湯の児・袋等)のごみへの対策」
その後、ゲイリー教授より表彰を受けました。
また、髙岡市長とゲイリー教授との面会の中では、今年度以降のグローバル人材育成事業の継続について正式に合意され、ゲイリー教授からは、
「Stanford e-Minamataは、SPICEが日本の学生に提供している23のコースのひとつです。持続可能性と地域イノベーションという水俣の価値観に根ざしたこのコースはとてもユニークで、ナタリー・モンテシノ講師が教えるこのコースをとても誇りに思っています。このコースは、次世代のリーダーたちが重要なグローバル課題に取り組むために必要なツールを身につけることを目的としています。水俣市の髙岡利治市長やスタンフォード大学元客員研究員の原弘樹総務企画部長と協力できたことは光栄です。」
とのお話がありました。

ゲイリー・ムカイ教授
在サンフランシスコ日本国総領事館の訪問
また、スタンフォード大学が位置するシリコンバレーを管轄する在サンフランシスコ日本国総領事館を訪問しました。大隅総領事よりカリフォルニアの歴史や現況等に関する説明を受けた後、市長より、大隅総領事と総領事館職員に対し、「SDGs未来都市みなまた」に関するプレゼンを実施し、水俣市の取組み等について情報発信しました。
次に、学生2名より、同事業の受講で学んだこと等について英語で発表しました。最後の質疑応答では、学生からの積極的な質問に対し、総領事より丁寧にお答えいただきました。
シリコンバレー視察
その他、アップルやGoogleなど、世界の名だたる企業の本社が位置するシリコンバレーを巡り、産学連携の歴史等を学びました。
★この表彰式の様子は、SPICE(スタンフォード大学国際異文化教育プログラム)のホームページにも掲載されています。
ナタリー専任講師が執筆した記事です。ぜひご覧ください!
SPICEホームページ記事へ
(外部リンク)
本市では、令和7年度も引き続きこの事業を実施する予定です。水俣高校生への応援を、どうぞよろしくお願いいたします。