水俣市では、毎月19日を「いきいき健康食育の日」としています。
さて、今月のテーマは「食生活改善推進員の活動紹介」です。
1 食生活改善推進員とは
地域の健康づくりを行うことから出発した食生活改善推進員は、“私達の健康は私達の手で”をスローガンに、食を通した健康づくりのボランティアとして活動しています。地域住民に対し生涯を通じた食育の推進、健康づくりの担い手としての活躍がますます広がっていくことが期待されています。
2 食生活改善推進員の役割
現在では、生活習慣病が大きな問題となり、その原因は日頃の食生活に深い関係があるとされています。このような状況を背景に食生活改善推進員は、バランスのとれた食生活の定着を目的とし自主的な活動と支援活動を進めています。「家族」「お隣さん、お向かいさんへ」と働きかけ、仲間とのふれ合いを通じて、地域ぐるみのよりよい食習慣づくりをはじめます。これらの小さな活動が、食生活改善のための地区組織活動となり、お互いの交流を深め、問題解決に向かって協力し合い、人と人とのつながりの輪が広がっていくことでしょう。住みよい健康で文化的なまちづくりを目指し、自分の住む地域に愛情と誇りを持ち、「我がふるさと」という気持ちで活動を進めます。
令和6年度の水俣市食生活改善推進員数は、40代~80代の平均年齢71歳、女性27人です。過去の推進員数ですが、令和5年度26人、令和4年度28人、令和3年度29人でした。年々減少傾向にありますが、手を取り合って活動を続けています。
自主的な活動・・・地域での汁物塩分測定、地域や知人への健診受診勧奨、研修会への参加など
支援活動・・・・・こどもセンターでの離乳食教室、盆団子づくり教室、幼稚園親子クッキング教室、水俣高校調理実習補助、男性料理教室「チャレンジクッキング」、後期高齢者健診説明会への協力、水俣市健康まつりへの参加など


私達と一緒に、食生活改善推進員として活動しませんか?
令和7年度は食生活改善推進員養成講座を予定していますので、受講を希望する人はぜひご連絡ください。お電話(いきいき健康課:63-3202)で申し込みが可能です。男女共同参画社会基本法の施行により、平成24年から男性会員の加入も認められています。男性のみなさまもご検討をお願いします。
参考資料
・一般財団法人 日本食生活協会 食生活改善推進員とは
(外部リンク)
・水俣市SDGs取組事例集「私たちのSDGs in みなまた」
おわりに
今月の「いきいき健康食育の日」のテーマは、「食生活改善推進員の活動紹介」でした。
「食事についてもっと知りたい」などご質問・ご相談がある場合には、いきいき健康課(電話63-3202)までお問い合わせください。

水俣市食育PRキャラクター「ちっさん」