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令和6年度グローバル人材育成事業 「Stanford e‐Minamata」開講式を実施しました

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 9月21日、「令和6年度グローバル人材育成事業Stanford e-Minamata」開講式を熊本県立水俣高等学校で行いました。


 「Stanford e-Minamata」は、米国スタンフォード大学の国際異文化教育プログラム(SPICE)が水俣高校生30人に提供するオンライン講座です。


 水俣市では、市内唯一の高校である水俣高校に対して、様々な学びや国際交流の機会を提供し、次世代の人材育成に取り組むとともに、同校の魅力向上に寄与する取組みを実施してきており、この事業は、その取組みを強化するために開始しました。

 他の自治体でも同様の取組みは実施されていますが、熊本県内では初めての事例で、現時点では水俣市のような小さな自治体では初めての実施です。


 開講式には、スタンフォード大学SPICEのゲイリー・ムカイ所長(オンライン出席)、ナタリー・モンテシノ専任講師、水俣高校の受講生とその保護者、市・高校関係者が出席するほか、多くのご来賓の皆様にご臨席いただきました。


 まず、髙岡市長が「学業やスポーツなどとの調整が難しいこともあると思いますが、学べるテーマは今後の世界で活躍するために必要なこと。ぜひ様々なことを吸収して成長してください。水俣の高校生に教えて頂けることに感謝を申し上げます」とあいさつ。


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続いて髙木校長が「生徒たちはすべて英語での授業に不安もあると思いますが、意気込みは十分にあると思っております。この学びは、本年度の教育スローガン『探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現する生徒の育成』を達成する事業となることと期待しています」とあいさつしました。


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 オンラインで参加したゲイリー教授は「皆さんがすでに学校の授業や活動でどれほど忙しいか知っています。このコースは厳しく、さらに忙しくなるでしょうが、皆さんならチャレンジできると信じています。ぜひ、Stanford e-Minamataでの経験を楽しんで」と、画面越しにエールを送りました。


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ナタリー専任講師は「皆さんの勇気と好奇心に拍手を送ります。これから数ヶ月間、皆さんと一緒に学ぶことを楽しみにしています。水俣を訪れるのは初めてですが、すでにこの街との深いつながりを感じています」とあいさつ。


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続いて、受講生を代表して、2人の3年生があいさつ。

開講式前のリハーサルでは緊張を見せていましたが、いざ本番となると堂々とスピーチしていました。


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上田さくらさん(3年)

「一人ひとりが熱い思いを持ってこの場にいます。全員が自分の将来の目標を叶えるために絶えず努力を重ね、水俣高校とスタンフォード大学との間の架け橋となるような人材になることを約束します」



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山下敬人さん(3年)

「この授業を通してスキルを磨き、グローバルな視野で問題を捉え、解決策を模索する力を養うとともに、異なる価値観を尊重し、協力して問題に取り組む姿勢を学びたい」



 その後、高校から、髙岡市長とナタリー講師に記念品を贈呈。


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 最後に記念撮影をして閉会となりました。



1回目(一眼レフ)

                        (写真提供:熊本県立水俣高校)




 開講式が終了すると、受講生はさっそく、ナタリー専任講師から英語による第1回目の講義を受けました。


 受講生たちは、これから来年の3月まで、月2回程度、「AIなどを含む起業家精神」「SDGsを含む環境」「日米関係」などをテーマに、ゲイリー教授やナタリー専任講師、各分野のゲストスピーカー等による英語でのオンライン講義を受講し、英語でのディスカッションやプレゼンテーション発表に取り組んでいきます。どうぞ応援してください。



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