水俣環境アカデミア産学官連携事業「木育ワークショップ」【４月２８日】 

水俣環境アカデミア産学官連携事業「木育ワークショップ」 を開催しました

　令和５年４月２８日、水俣環境アカデミアにおいて、産学官連携事業「木育ワークショップ」を開催しました。
　この事業は、産学官が連携し、地域産材をテーマとした知識と木材加工技術の習得を目的とした事業で、持続可能な地域づくりを担う人材育成を目的に実施、水俣高校3年生の生徒１２名が参加しました。

（Wood connect project：電気建築システム科建築コース６人、 イノシカハンターズ：機械科６人(講義のみ参加)）

　前半の講義では、合同会社Wood one　森林施業プランナー　緒方幹雄様から「水俣の森林保全や地域産材を取り巻く現状や課題」、また、県芦北地域振興局林務課長の堀田輝彦様から「熊本県におけるゼロカーボンへの取組みと森林におけるシカ被害とその対策について」をテーマに講義を行っていただきました。

 後半のデザインワークショップでは、今年度の新企画「出前講座」で製作する「給食配膳台」の加工や組み立て方法の検討、また、夏ごろに開催予定の小中学生向けの木育ワークショップでの製作物の検討を行いました。製作における気づきや課題解決への助言、持ち寄った試作品へのアドバイスなど、水俣市建具組合　山本眞市様（山本木工所）の丁寧な指導をいただきながら生徒たちは真剣に取り組んでいました。

 この日のワークショップを皮切りに、生徒たちは数回にわたる製作実習等を経て、今後は高校生が指導者となり、「出前講座」や小中学生向けの木育ワークショップで講義や製作指導を行います。

○連携団体

　　産）合同会社Wood one、水俣市建具組合　　　　　　　　　

　　学）熊本県立水俣高等学校

　　官）水俣市（地域振興課水俣環境アカデミア）