令和4年8月4日、水俣環境アカデミアジュニアサイエンスセミナーを開催しました。この事業は、大学の教員や研究者等が講師となり、SDGs未来都市水俣の将来を担う小中学生に対し、各学校で行う環境学習よりさらに専門的な実験・実習を通して、知見を広めることにより、自ら考え自ら学ぶことのできる人材育成を図ることを目的とするものです。
本年度は、新型コロナウイルス感染予防のため、例年より規模を縮小して行い、市内の小中学生16名が参加しました。また、水俣高校生7名にボランティアスタッフとして参加してもらい、実験の助手や子どもたちのサポートなどを行ってもらいました。
○開講式
○ボランティアスタッフとして参加してくれた水俣高校生の皆様
開講式の後、5つのスクールにわかれて、実験・実習を行い、その結果を発表しました。
○熊本大学の志田賢二先生による「光の不思議なちから~水俣の海を作ろう~」
○熊本大学の鳥居修一先生による「温度計を作ってみよう」
○国立水俣病総合研究センター研究員の丸本倍美先生による「DNAを取り出そう」
○株式会社アグリライト研究所代表取締役の園山芳充先生による「植物をはかってみよう」
○JNC株式会社瀬﨑浩志先生による「デジタルマイクロスコープでマスク等を調べてみよう」
○発表会
参加した小中学生からは、
- 水俣の海を作るのが面白かった。(橋新スクール)
- 電圧を測ると温度も分かることが知れました。(鳥居スクール)
- DNAを見れたのでが楽しかったです。(丸本スクール)
- いろいろ糖度、酸度が違ったので面白かったです。(アグリライトスクール)
- 普段さわらない機械だったからよかった。(JNCスクール)
- 人の生活にちょっとでもいいから活かしてみたいです。
- 将来の夢が医師なので、今日の経験を忘れないようにしたいです。
などの感想が寄せられました。