国立水俣病総合研究センター・水俣環境アカデミア特別市民公開講座「北海道知床の自然保護活動」を実施しました
令和4年6月15日(水曜日)、国立水俣病総合研究センターと水俣環境アカデミアが共催で特別市民公開講座「北海道知床の自然保護活動」を実施しました。
講師は、公益財団法人知床財団保護管理部長の石名坂豪様で、会場とオンライン合わせて、33名の方に参加していただきました。
知床財団は、北海道の知床で、環境教育や普及啓発、野生生物の保護管理・調査研究、森づくりなどを行ってきた公益財団法人です。
講義では、今、北海道知床では、意図的な餌付け(餌やり)をされたヒグマが、人間・車に接近、つきまとうといった行動変化が起こっていること、そういった行動変化により餌を求めて人間に危害を加えるため、やむを得ず駆除しなければならないこと等、人間とクマの距離感、自然との共生についてお話がありました。
また、会場では、講師が持参された「駆除されたクマの毛皮」「クマよけの鈴」「クマ撃退用スプレー」等の展示もあり、参加者は触ったり、講師の説明を興味深く聞いていました。
⇒ 公益財団法人知床財団ホームページ(外部リンク)