6月は「食育月間」です!
今月の「いきいき健康食育の日」では6月の食育月間にちなみ、「食育」についてお伝えしていきます。
「食育」は生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎と位置付けられるとともに、様々な経験を通して、「食」に関する知識と、「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実施することができる人間を育てるものと定義づけられています。
生涯にわたって「食べる力」=「生きる力」をはぐくむこと、それが「食育」です。
6月は食育基本法(平成17年)及び第4次食育推進基本計画で、6月を「食育月間」と定めています。心もからだも健康で、質の高い生活を送るために、「食べること」について考えてみましょう。
食育とは、具体的にはどういった取り組みでしょうか?
お料理をしたり、みんなで楽しく食事をしたり、野菜の栽培や収穫、動物の飼育や魚釣りをするなどの農林漁業体験をしたり、食べ物の循環を学んだり、食事のマナーを身につけたりなど、食育には様々な取り組みがあります。まずは身近なことから食育を実践してみましょう。
熊本市民が多く食べている食品は・・・!?
★食品購入金額ランキング(2018-2020)
食品名 | 購入金額 |
牛乳 | 50位 |
鶏肉 | 1位 |
ソーセージ | 11位 |
ほうれん草 | 52位(最下位) |
ブロッコリー | 52位(最下位) |
もやし | 12位 |
さといも | 13位 |
スイカ | 3位 |
即席めん | 2位 |
まんじゅう | 6位 |
炭酸飲料 | 14位 |
カレールー | 4位 |
ふりかけ | 3位 |
家計調査(2018-2020年)より抜粋
上の順位は、全国の県庁所在地、政令市52市を対象に実施している、家計調査の2018年から2020年までの平均の結果です。
熊本県では、熊本市の結果が公表されています。この順位と普段食べているの食事内容を照らし合わせてみてください。
野菜の順位を見てみると、緑黄色野菜の一種のほうれん草やブロッコリーは順位が最下位でした。水俣市民の方は野菜を作っている方も多いため、
”わざわざ購入しなくても食べることができる”という可能性もありますね。では、ご家庭でよく使用する野菜は何が多いでしょうか?
なるべく食材に偏りなく、旬のものを食べていただきたいです。また、緑黄色野菜には血管を作り変えるために必要な栄養素を豊富に含んでいますので、生活習慣病予防のためしっかりと摂取してほしい食品です。
ほかにも、炭酸飲料の順位は高いです。特に夏場はのどが渇くことから、炭酸飲料が欲しくなってきますよね。しかし、炭酸飲料を飲みすぎてしまうと、糖分を取りすぎてしまう危険性があります。血糖値が高い方は特に注意が必要です。
このように、普段の食事について考えることも「食育」につながります。家庭で使用頻度が高い食品はなにか、ご家族で話をしてみてくださいね。
食育PRキャラクター「ちっさん」も覚えてね
水俣市では令和元年度の健康づくり作品で市民からキャラクターを募集し、健康まつりでの一般投票でキャラクターを決定しました。このキャラクターの愛称を令和2年度に募集を行い、応募作品を水俣市食育推進検討会で審査し、愛称が「ちっさん」に決定しました。
今後、水俣市の食育活動の場で活用していきます。
食育PRキャラクターの愛称が「ちっさん」に決まりました!

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