水俣環境アカデミア産学官連携事業「木育ワークショップ」新庁舎キッズコーナー
令和3年6月から水俣環境アカデミア産学官連携事業「木育ワークショップ」で製作していました水俣市役所新庁舎キッズコーナーが完成しました。
この事業は、産学官が連携し、地域産材をテーマとした知識と木材加工技術を習得し、持続可能な地域づくりを担う人材を育成することを目的とした事業で、水俣高校建築コースの3年生の生徒4名が参加、新庁舎キッズコーナーで使用する木製家具を製作しました。
キッズコーナーを製作するにあたり、高校生は林業・設計関係者の方から「木や森林保全」「新庁舎への木の活用」について学び、その後、「どのような物を作ったら子どもたちが喜んでくれるか」「どんなイスや本棚が便利なのか」等を考え、アイデアを出し、専門家の意見を聞きながら木製家具を設計しました。実際の製作にあたっては、職人の方の指導を受け、木製品の製作技術を学びながら手作りで仕上げています。
○連携団体
産)合同会社Wood one、株式会社KAYアーキテクツ、水俣市建具組合
学)熊本県立水俣高等学校
官)水俣市(水俣環境アカデミア、都市計画課新庁舎建設室)
※ 敬称略

水俣市役所新庁舎2階 キッズコーナー

新庁舎内覧会で説明を行う水俣高校生

内覧会の様子
なお、キッズコーナーで使用している畳は地元企業の製品で、絵本やおもちゃと一緒に、水俣ロータリークラブ様から寄付いただいたものです。
また、水俣高校からは本事業とは別に、木製移動式パーテーション(3台)を寄付いただいています。

製作 :水俣高校建築コース3年生(4名)
材料提供:合同会社Wood one
製作指導:水俣市建具組合
※ 敬称略