第2期水俣市地域公共交通網形成計画策定の背景
水俣市では、平成15年1月からコミュニティバス「みなくるバス」の運行を開始しており、これまで次のとおり各種計画に基づき、地域における移動手段の確保や利便性の向上に取り組んできました。
・平成22年3月「水俣市地域公共交通総合連携計画」策定
みなくるバスの路線の新設・再編、乗合タクシーの導入を実施。
・平成27年3月「水俣市地域公共交通網形成計画」策定
乗合タクシー路線の再編や、みなくるバス路線の新設による新水俣駅へのアクセス向上を実施。
一方で、人口減少や少子高齢化の進行、日常生活における自家用車の普及に伴い、公共交通機関の利用者は年々減少しており、運行を維持するための財政負担は増加しています。
また、既存の公共交通の運行に対する市民要望も挙がってきており、更なる利便性の向上が求められているほか、ニーズに応じた適切な運行体系により持続可能な公共交通網を再構築する必要があり、令和2年3月「第2期水俣市地域公共交通網形成計画」を策定しました。
第2期水俣市地域公共交通網形成計画の目的
本計画は、市民(利用者・非利用者等の潜在的な需要)のニーズを再検証し、第6次水俣市総合計画に基づき水俣市が目指す将来像を実現していくための公共交通のあり方を示します。交通事業者と連携して公共交通の利便性向上を図るとともに、将来にわたって水俣市が目指す持続可能な社会の実現に向けた公共交通体系を構築するための取組を定めるものです。
第2期水俣市地域公共交通網形成計画
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