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毎月19日は「いきいき健康食育の日」です! (令和2年2月)

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そろそろ旬なサラダ玉ねぎ

 暖かい日も増えてきました。もうすぐ春ですね。

 春と言えばサラダ玉ねぎ!!

 サラダ玉ねぎは、玉ねぎの中でも早い時期に収穫される品種で、水俣市では3月~5月に旬を迎えます。通常の玉ねぎは収穫から1か月ほど乾燥させたもので、サラダ玉ねぎは収穫から乾燥の期間が短く出荷されます。通常の玉ねぎと比べサラダ玉ねぎは辛みが少なく、生でも美味しく食べることができます。水分も多く含みジューシーで、甘みがありシャリシャリとした食感は、サラダや酢漬けで食べるととっても美味しいです。これから収穫の最盛期を迎えるサラダ玉ねぎを栽培している農家さんは、忙しくなる時期ではないでしょうか。

 

 

血液サラサラ?サラダ玉ねぎ

 サラダ玉ねぎの美味しさは前述のとおりです。サラダ玉ねぎの良いところは美味しさだけではありません。

 「玉ねぎは血液サラサラにしてくれる」と聞いたことはありませんか?

 玉ねぎのどんな成分が血液をサラサラにしてくれるのでしょう?

 ケルセチン・・・活性酵素(老化の原因)から血管を守る

 硫化アリル・・・血栓を溶かす、血管壁を柔軟に保ち血流の流れをよくする

 玉ねぎには、他の野菜に比べると以上のような血管を守る成分が多く入っているのです。

 

 

逆に血管を傷つけることって何?

健診で分かる以下のことが、血管を傷める主な要因と言われています。

血圧が高い 血管壁を傷つけてしまいます
血糖値・中性脂肪・LDLコレステロールが高い 血糖値が高いと、LDLや中性脂肪とくっついて傷ついた血管壁の中に入りプラークを作りやすくしてしまいます
尿酸が高い 尿酸が多いと針のような結晶を作り、血管を傷つけてしまいます。痛風の元となるのが尿酸です。針がたくさん刺さっているのですから、痛風の方は痛いはずです。
内臓脂肪が多い お腹周りにつく脂肪である内臓脂肪は、血管の良い働き(血液量や血圧を一定にする、動脈硬化を防ぐ、血が固まらないように調節する)を邪魔してしまいます。よく言われる「ビールっ腹」は特に内臓脂肪が多いとされています。

 

 皆さんは、これらに当てはまりませんか?

 年に一度は健診を受けて、血管が元気なことを確かめてくださいね。


 

 

サラダ玉ねぎとあわせて食べると栄養満点!

 血液のサラサラ効果が期待できるサラダ玉ねぎ。

 ですが、サラダ玉ねぎだけを食べていると足りない栄養があるのです。

 炭水化物(ご飯・パン類)やたんぱく質(肉・魚・大豆類)が足りないことはもちろんのこと、野菜の中でも栄養の偏りが起きてしまうのです。

 それは、ビタミンAやビタミンE等です。

 ビタミンAは細胞の作り替えに必要になります。そして、ビタミンEは活性酵素から細胞を守るために必要です。

 これらビタミンAやビタミンEは緑黄色野菜(色の濃い野菜)に多く含まれています。そのため、サラダ玉ねぎとともにほうれん草や人参、豆苗などの色の濃い野菜も食べることで、血液サラサラ・そして体の細胞を作り替える働きをしてくれます。

 バランス良く、体に必要な栄養のある食べ物を食べて、これから忙しくなるサラダ玉ねぎの農家さんも元気に過ごしてくださいね。

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