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慶應義塾大学及びASEAN諸国の大学の学生による水俣現地フィールドワーク【8月1日~5日】

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慶應義塾大学及びASEAN諸国の大学の学生による水俣現地フィールドワーク【8月1日~5日】

平成29年8月1日から5日までの5日間、ASEAN5か国(ベトナム、マレーシア、インドネシア、タイ、フィリピン)7大学と慶應義塾大学・大学院に所属する合計19人の学生が水俣を訪れ、水俣の過去や今日を学び、そして、これからの環境共生型の地域振興を考えるフィールドワークプログラムを実施しました。

初日には、アカデミアにおいて、古賀所長による「水俣病公式確認から60年~水俣の未来に向けて~」、国立水俣病総合研究センターの蜂谷先生による「水俣病の発生と国水研の役割」、水俣病資料館語り部の会会長の緒方正実さんによる「地域の過去と未来」の講義がそれぞれ行われました。

 

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アカデミア古賀所長による講義

 

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2日目には、エコパークを見学した後、水俣病資料館及び水俣病情報センターにおいて水俣病の歴史について学びました。その後、ほっとはうすを訪問しました。

午後からは、JNC株式会社水俣製造所及びエコタウンみなまたにある株式会社田中商店のガラスびんリサイクル工場を見学しました。

 

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ガラスびんリサイクル工場を見学(田中商店)

 

3日目には、愛林館において、水俣の山間部調査が行われました。

午後からは、アカデミアにおいて、翌日行われる「水俣環境デジタルアート」の準備が行われました。

 

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水俣の山間部調査(愛林館)

 

4日目には、もやい館において、水俣高校生と一緒に、「水俣環境デジタルアート」のワークショップを行いました。

午後には一般公開を行いました。

水俣を取り巻く自然要素をデジタルアートで表現し、水俣の日常を楽しくすることを目標に、慶應義塾大学と水俣高校との間でこれまで遠隔講義も重ねてきました。

ワークショップでは、「Night Rose」というタイトルを掲げ、慶應義塾大学生、ASEANの学生、水俣高校生が協力して、水俣の観光産業のひとつであるバラをモチーフにしたアート作品を制作しました。

スクラップアートや切絵、竹の灯篭といった作品と、水俣市内に設置された様々なセンサーから送られるデータによって色を変えるLED照明を組み合わせたもので水俣市の環境を表現しました。

午後には「みなまたいなか学校」に参加している小学生及び中学生も参加しました。

 

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ワークショップの様子

 

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最終日には、アカデミアにおいて、成果発表会が行われ、水俣の未来についても論議が交わされました。

今回のフィールドワークプログラムは、6カ国の学生による国際的な授業・演習となりました。

 

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