国連工業開発機関(UNIDO)水俣視察パイロットプログラム【11月20日~22日】
平成30年11月20日~22日、環境省と国連工業開発機関(UNIDO)の主催により、国連工業開発機関(UNIDO)水俣視察パイロットプログラムが実施されました。
この事業は、日本から途上国へ向けた投資や技術移転の促進を目的とし、途上国の大使館職員等を対象に実施され、バングラデシュ人民共和国、マレーシア、フィリピン共和国など16ヵ国の駐日大使館から21名の外交官が参加しました。
初日には、水俣環境アカデミアでの開講式後、国立水俣病総合研究センター国際・総合研究部長の松山明人様による講義が行われ、その後、水俣病資料館などを見学しました。
2日目には、JNC株式会社水俣製造所やトマト栽培ハウス及び発電所遺構を見学し、株式会社アール・ビー・エスも訪問しました。
最終日の22日には、水俣エコタウンを訪問し、田中商店でのガラスびんリサイクル、アクトビーリサイクリングでの家電リサイクルを見学しました。
その後、アカデミアにおいて、水俣市における環境関連ビジネス及び産業分野の情報発信をテーマとし、髙岡水俣市長による「水俣市による環境ビジネス推進の取組み」についての発表や、水俣市内の企業やお茶農家による事業紹介を行いました。
その後の意見交換会では、水俣市内の企業やお茶農家が出展ブースを構え、活発な意見交換が行われました。


髙岡利治水俣市長による開講式での挨拶

古賀実水俣環境アカデミア所長による開講式での挨拶

ガラスびんリサイクル工場(田中商店)を見学

髙岡水俣市長による意見交換会での発表の様子

最終日の意見交換会の様子