UNEP水俣イニシアルアセスメントワークショップ【5月30日~31日】
平成30年5月30日~31日、水俣環境アカデミアを拠点として、国連環境計画(UNEP)主催の「水俣イニシアルアセスメントワークショップ」が行われました。
今回のワークショップは、水俣条約参加国における水俣条約の施行能力や、科学的な知見の向上を目的として行われました。
研修初日には、髙岡市長及びキース・アルバーソン国連環境計画経済局国際環境技術センター所長の挨拶後、水俣環境アカデミアの古賀所長が基調講演を行いました。
その後、平成29年8月に発効した「水俣条約」に批准していないカンボジア環境省、パキスタン気候変動省、フィリピン環境・天然資源省の行政担当者による報告がありました。
また環境省環境保健部水銀対策推進室長補佐の斎藤貢様、国立水俣病総合研究センターの丸本幸治環境化学研究室長、Artisanal Gold Council のKevin Telmer事務局長などによる専門家の発表も行われました。
研修2日目には、JNC株式会社水俣製造所や水俣病資料館、エコパーク水俣、国立水俣病総合研究センターへの施設見学が行われました。
さらに、水俣高等学校において、国連が提唱するSDGsに基づく持続可能な地域社会の構築をテーマとして、水俣ダイビングサービスSEA HORSE代表の森下誠様による「水俣市の海の再生」に関する講話や、UNEP研修生と水俣高校生とのグループディスカッションなどが行われました。
髙岡市長による挨拶
キース・アルバーソン国連環境計画経済局国際環境技術センター所長による挨拶
水俣環境アカデミア 古賀所長による基調講演
JNC株式会社水俣製造所を見学
水俣ダイビングサービスSEA HORSE代表の森下誠様による講話
UNEP研修生と水俣高校生とのグループディスカッションの様子
国立水俣病総合研究センターでの施設見学の様子