ブロック塀について、以下の項目を点検し、ひとつでも不適合があれば改善しましょう。特に外観で(1)~(5)をチェックし、ひとつでも不適合がある場合や分からないことがあれば、専門家に相談しましょう。
(1)塀は高すぎないか
(2)塀の厚さは十分か
- 塀の厚さは10センチメートル以上か(塀の高さが2.0メートル超2.2メートル以下の場合は15センチメートル以上)
(3)控え壁はあるか(塀の高さが1.2メートル超の場合)
- 塀の長さ3.4メートル以下ごとに、塀の高さの5分の1以上突出した控え壁があるか
(4)基礎があるか
(5)塀は健全か
(6)塀に鉄筋は入っているか
- 塀の中に直径9ミリメートル以上の鉄筋が、縦横とも80センチメートル間隔以下で配筋されていて、縦筋は壁頂部および基礎の横筋に、横筋は縦筋にそれぞれかぎ掛けされているか
- 基礎の根入れ深さは30センチメートル以上か(塀の高さが1.2メートル超の場合)
★組積造(れんが造、石造、鉄筋のないブロック造)の塀の場合★
(1)塀の高さは地盤から1.2メートル以下か
(2)塀の厚さは十分か
(3)塀の長さ4メートル以下ごとに、塀の厚さの1.5倍以上突出した控え壁があるか
(4)基礎があるか
(5)塀に傾き、ひび割れはないか
(6)基礎の根入れ深さは20センチメートル以上か
避難路に面する危険なブロック塀等の撤去費用の補助について
水俣市では、「水俣市危険ブロック塀等安全確保支援事業補助金交付要綱」に基づき、地震発生時における人身事故の防止及び避難経路の確保を目的として、避難路に面する危険なブロック塀等の撤去費用の一部を補助します。
補助金の交付申請を行う前に、補助を受けようとするブロック塀等が補助の対象であるかどうかを市で判別する必要がありますので、まずは事前調査申込書にて申し込んでください。