肺炎球菌・ヒブ(インフルエンザ菌b型)とは?
<肺炎球菌>
多くの子どもの鼻やのどにいる身近な菌です。子どもの体力や抵抗力が落ちた時などに、いつもは菌がいないところに入り込んで、細菌性髄膜炎、敗血症、菌血症、肺炎、中耳炎などを引き起こします。
年間約200人が肺炎球菌による髄膜炎を発症し、約10%に後遺症が残り、約2%が死に至っています。
特に、2歳未満の乳幼児が多く発症しています。
<ヒブ>
インフルエンザ菌b型のことで、肺炎球菌同様多くの子どもの鼻やのどにいる身近な菌で、子どもの体力や抵抗力が落ちた時などに細菌性髄膜炎、肺炎、敗血症、関節炎、中耳炎などを引き起こします。
ヒブは、細菌性髄膜炎の原因菌の1位で、年間約500~600人がヒブによる髄膜炎を発症し、約20~30%に後遺症が残り、約5%が死に至っています。
特に2歳未満の乳幼児が発症しやすく、0歳児が53%、0歳~1歳児で70%を占めています。
予防接種について ※平成25年4月から定期予防接種となりました。
<対象>
生後2か月~5歳未満
<料金>
無料(全額公費負担)
<接種スケジュール>
接種開始時期により接種回数が異なります。
小児用肺炎球菌ワクチン・ヒブワクチン予防接種について(PDF:249キロバイト)
<接種に必要なもの>
・母子健康手帳
・予診票 (各医療機関に備え付けてあります)
・子ども医療費受給者証または保険証
<接種に関する注意事項>
・接種者の約50~70%に接種部位の赤みや腫れ、硬結等が見られ、発熱することもあります。
重い副反応として、ショックやけいれん、アナフィラキシー症状(じんましん、呼吸困難、浮腫等)があらわれることがあります。
・小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンの接種後、 違う種類のワクチンを接種する場合には、6日間以上の間隔をあける
必要があります。
・同時接種は、早く免疫をつける、受診回数を少なくするなどのために行なわれるもので、医師の判断と保護者の同意によって
行うことができます。
<接種できる医療機関> ※必ず電話予約をしましょう。
医療機関名 |
電話番号 |
医療機関名 |
電話番号 |
谷山医院 |
63-2557 |
たなか耳鼻科・眼科クリニック |
62-8777 |
深水医院 |
63-6390 |
市川内科クリニック |
62-0707 |
宮竹小児科医院 |
69-3501 |
山田クリニック |
63-5188 |
本田レディースクリニック |
63-2019 |
水俣市立総合医療センター小児科 |
63-2101 |