風しんの流行の抑制および先天性風しん症候群の発生を防止するため、熊本県が実施する熊本県風しん抗体検査事業および熊本県風しん予防接種助成事業に基づき、水俣市では風しんワクチン又は麻しん風しん混合ワクチンの予防接種費用の一部助成を行っていました。
しかし、令和2年以降、熊本県における風しん患者の報告がなく、全国でも令和3年以降は確認されていないこと、また、令和7年9月26日に世界保健機関西太平洋地域事務局により、日本において風しんが排除状態にあることが正式に認定されたことを受け、熊本県風しん予防接種助成事業が終了することを踏まえ、令和7年度をもって水俣市の風しん予防接種費用の助成事業を終了します。
風しんとは
風しんウイルスによっておこる、急性の発疹性感染症です。潜伏期間は2~3週間で、主な症状として発疹、発熱、リンパ節の腫れが認められます。
ウイルスに感染しても明らかな症状が出ることがないまま免疫ができてしまう人が15~30%程度います。通常は自然に治りますが、まれに脳炎や血小板が減少し、皮膚に紫斑が現れる人もいます。
風しんに感染すると、どうなるの?
妊娠した女性(特に妊娠20週頃まで)が風しんにかかると、お腹の赤ちゃんが、耳が聞こえにくくなる、目が見えにくくなる、心臓に奇形が生じるなどの先天性風しん症候群を持って生まれる可能性があります。
現在は、風しんは定期予防接種となり、子どもたちが予防接種を受けていますが、過去の予防接種制度の変遷により予防接種率が低い世代(30~50代)があり、この世代が平成25年の風しん流行の中心となりました。この子育て世代が風しんに感染し、妊婦に感染させる先天性風しん症候群が発生することが問題視されています。
風しんの感染を予防するために、どうしたらいいの?
妊娠中の女性は、予防接種を受けることができないため、風しんの抗体がない又は低い妊婦は、人の多い場所には可能な限り控えましょう。
また、妊婦の周りにいる人(配偶者や同居人)は、妊婦に感染させないようにするため、風しんを予防することに努めることが重要です。まずは、自分に風しんに対する免疫(抗体)があるかどうかを抗体検査で調べることが必要です。
風しん抗体検査を無料で受けられます
風しん抗体検査について
| 対象者 | 抗体検査窓口 |
対象者(1) 妊娠を希望する女性とその配偶者※1などの同居者※2 ※1配偶者:婚姻関係は問いません。事実上婚姻関係と同様の事情の人も含む。 ※2同居者:生活空間を同一にする頻度が高い人(例:里帰り先の家族も対象)
対象者(2) 風しんの抗体価※3が低い、妊婦の配偶者などの同居者 ※3抗体価が低い:HI法の抗体が16倍以下など
| 水俣保健所 電話:0966-63-4104 |
<留意事項>
・対象者(2)に該当する人は、母子健康手帳のコピーなど妊婦の抗体検査の結果が分かるものを一緒に提出ください。
・対象者(1)又は(2)に該当する人でも、過去に風しんに係る抗体検査を受けた結果、十分な量の風しんの抗体がある(HI法の抗体価が16倍より大きい等)ことが判明し、当該予防接種を行う必要がないと認められた人は、抗体検査の対象外です。
風しん抗体検査の流れ
【対象者(1)・(2)の場合】
(1)抗体検査を実施するため、風しん抗体検査申込書を最寄りの保健所(水俣保健所)に提出します。
(2)申し込み後、保健所から受診券が発行されます。
(3)検査医療機関リストから検査医療機関に検査予約をし、受診券と身分証明書等を持って検査を受けてください。検査は採血で実施されます。
(4)後日、検査した医療機関から結果通知書が送られてきます。医療機関によって結果通知の方法が異なる場合があります。
詳しくは、熊本県ホームページ風しん抗体検査が無料で受けられます
(外部リンク)をご覧ください。