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山内 啓祐さん |
今回は水俣Uターンしたのち創業した山内さんに「水俣での仕事」をテーマとして、水俣での創業などに関するインタビューを行いました。
ご出身は水俣ですか?
元々は水俣市出身なんですが、関西でWEB関係の仕事をしていました。少し前に水俣にUターンで帰ってきて、別の企業で働いたのち、創業しました。
今の仕事内容について教えてください。
WEB・ホームページ作成、業務の委託代行などを行っています。
あとは水俣の様々な情報を発信する「みなまったり」というホームページを運営しています。水俣市内を取材して、動画を撮影してYouTubeにアップするなどの活動をしています。
以前住まれていた関西でもWEB関連の仕事をされていたのですか?
元々通販会社で通販サイトの運営や広告配信などを行っていました。その際、WEBに付随する作業を一人で色々やってみようとしたことが創業するきっかけですね。
関西に残ったままでも仕事は続けれらていたと思いますが、Uターンして水俣で起業しようと思ったきっかけはありますか?
元々将来地元に帰りたいと思っていました。地元に帰るなら「何か地元の役に立つものを作りたい」と考えており、関西にいるときに身に着けたWEBの知識を生かし、水俣に帰った時に「様々な情報が掲載されているホームページがないな」と思って「じゃあ作っちゃおう!」と思ったのがきっかけです。どうなるかは不安でしたが、試してみようとはじめてみました。
創業には不安なことがあったと思いますが、苦労したことや「このようなことがあったから創業できた」というものがあれば教えてください。
やっぱり最初は不安でした。最初は何からしていいかわからなかったので。そういう中で水俣市や商工会議所の創業支援・セミナーなどに参加し、事業計画書の作り方を教えていただいて何とか出来ました。全然その支援があれば誰でも(創業)できるといったら大げさかもしれませんが、すごくやりやすかったです。
様々な支援の中で、一番ありがたかったものはありますか?
創業準備のため作成する「事業計画書」について、自分ではざっくり「こういう風にやろう」と思っていても、「それで運営していけるのか」という風に突っ込んでもらえます。結構厳しく、「これじゃ甘い」ということも言ってもらえるし、どんどん詰めてもらえるので、開業後のリスクを減らせると感じました。このことを知らずに「やっちゃえ」でやると後で後悔するため、厳しく指導いただけたことがよかったです。
山内さんのようにUターンではなく、水俣にゆかりがない方が水俣で新たなチャレンジを行う、という土壌はあると思いますか?
水俣は田舎ならではというか、人が温かいです。近所のおじいちゃんやおばあちゃんたちも気軽に声掛けてくれますし、温かみがあります。先ほどのとおり創業支援もありますし、全然チャレンジできると思います。
今後、みなまったりも含め事業の展望について教えてください。
今は水俣を中心に活動していますが、水俣の近隣地域にもエリアにも拡大し、みなまったりも水俣のみの情報となるため、近隣の情報もアップしつつ、近隣の方にも見ていただき、水俣にお越しいただくという相乗効果ができればと考えています。
山内さんにとって水俣とはどういったところでしょうか?
県外に出て帰ってきて思うのが、すごい過ごしやすいといいますか、自然が多いので、仕事をしていても気分転換もできます。
水俣を一言でいうと?
ゆっくりした感じがものすごく好きです

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仕事風景(「みなまったり」編集作業) | 仕事関係打ち合わせ中 |

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撮影にはドローンを使うことも | 水俣市内取材中 |
動画に関する参考情報
- 水俣で創業をご検討されている方に対しては、各種支援制度があります。詳しくは水俣市産業建設部経済振興課(電話:0966-61-1628)又は水俣商工会議所(電話:0966-63-2128)にお問い合わせください。
- 水俣市に転入して「水俣市内の企業に転職」or「水俣市内で創業」or「水俣でテレワークに従事」のいずれかに該当する方に対し、奨励金を交付します。詳しくはこちら

- 水俣市に転入して「市内の事業所で勤務」or「水俣市内で創業」のいずれかに該当する方に対し、奨学金返還金を対象とした補助金制度があります。詳しくはこちら

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