今回は水俣で福祉事業に従事する下川さんに「水俣の自然」をテーマとして、水俣の自然や医療・福祉の状況についてインタビューを行いました。
ご出身は津奈木町とのことですが、水俣に住もうと思ったきっかけがありますか?
今の職場(白梅の杜)で働くということで、水俣に住みたいなと感じました。
また水俣は環境豊かで、温泉とかアウトドアができるという市の魅力もあるので、ぜひ自分も水俣に住んで子育てをしたいと考えました。
どのようなアウトドアを楽しまれていますか?
夏であれば競り舟大会に地区の団体と一緒に参加しています。
また水俣ではSUPが流行っていることもありますので、湯の児の海でSUPを子どもたちと楽しんでいます。自分が持っているSUPボードが1人乗りではなく子どもと一緒に遊べるタイプであるため、必然的に子どもたちと一緒に遊ぶ機会が多くなり、子どもたちと自然を楽しんでいるという状況です。
逆に山で楽しむアウトドアはありますか?
水俣の場合は山に湯の鶴温泉があり、子どもたちと温泉街を散策したり神社巡りをしたり、湯出七滝を散策したりしています。山の活動も楽しんでいますね。
自然豊かな水俣ですが、実際暮らすとなると医療体制も気になるかと思いますが、いかがお考えでしょうか?
水俣は田舎のイメージがあると思いますが、病院施設、医療福祉という面は手厚く整っているという印象を持っています。
自分自身も医療・福祉従事者という立場でもあり、そういった事情は肌で感じているところです。
私自身が子育て世代なのですが、子どもたちが熱を出した時でもいろいろな病院がありますので、すぐに病院に行くことができることは、すごく子育てしやすいと感じます。
ご自身も福祉業ということですが、福祉業同士でのつながりというものもあるのでしょうか?
自分は作業療法士として働いていますが、どうしても一人職場となりますので、なかなか仲間ができにくいなというか、繋がりがができにくい環境があることから、芦北・水俣地域の同じ業種や関係する業種のメンバーで「医療福祉考動塾PLUS ONE」という任意団体を立ち上げています。
この団体では、定期的に勉強会を行ったり、水俣・芦北の医療福祉業の魅力を発信するイベント等を行うなど、横のつながりを意識して活動しています。
団体設立の経緯は?
今自分が2代目の代表ですが、初代代表が想いがつよく、自分たちがいろんな勉強会や研修などに行って帰ってきても、中々医療福祉の現場が変わりにくいと感じていて、学んだことをすぐに行動に移すためには仲間がいないといけないよね、ということで、この団体を立ち上げました。
内部研修や外部の同業種・類似業種との繋がりを持てるようにしつつ、自らが考えて行動する=考動塾をコンセプトとして活動しています。
3人のお子さんを持つとのことですが、子どもたちにとって水俣ってどんな街だと思いますか?
水俣は人口も子どもたちも少なくなっている現状はありますが、少ないなら少ないなりの強みもあるのかなと思います。
子どもたち同士が仲良くなりやすいという面もあるかと思いますし、都会では学べない自然の体験や、自然の豊かさなどが将来的に子どもたちの情緒の豊かさにつながっていく、という面ではすごい魅力的かな、と感じます。
下川さんにとって水俣ってどんな街だと思いますか?
若いころは都会へのあこがれもあったものの、長く暮らしていくということを考えたときに、自然の豊かさだったり、顔がしれたコミュニティができやすい、ということは魅力的かと思います。
「地域」という力がより発揮できる規模の街でもあると思っていますので、そこは都会に負けない強みだと感じます。水俣は規模は小さいけれども、団結しやすい街なのではと思います。
改めて、水俣を一言でいうと?
自分を育ててくれる街だと思います。
自分といいましたが、自分の家族、知り合いや知人など自分を取り巻くいろいろな人々にも影響すると感じています。

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家族集合写真 | 湯の児の海でSUP中
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仕事風景 | 医療福祉考動塾PLUS ONE |
動画に関する参考情報
- 水俣市に転入して「水俣市内の企業に転職」or「水俣市内で創業」or「水俣でテレワークに従事」のいずれかに該当する方に対し、奨励金を交付します。詳しくはこちら

- 水俣市に転入して「市内の事業所で勤務」or「水俣市内で創業」のいずれかに該当する方に対し、奨学金返還金を対象とした補助金制度があります。詳しくはこちら

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