ゼロ・ウェイストとは、ZERO=ゼロ(なくす)、WASTE=ウェイスト(ごみ、無駄や浪費)という意味です。
つまり、資源やエネルギーなどの無駄や浪費をなくして、ごみを限りなくゼロにしていくという考え方です。
オーストラリアのキャンベラ市で始まり、アメリカ合衆国のサンフランシスコ市やニュージーランドの多くの自治体が「ゼロ・ウェイスト宣言」を行い、日本では徳島県上勝町、福岡県大木町が宣言しています。具体的には、近い将来にごみを燃やさない、埋め立てないという目標を立て、宣言をして取り組みを進めています。
水俣市は、平成21年11月22日、環境モデル都市フェスタで「ゼロ・ウェイストのまちづくり水俣宣言」を行いました。
この宣言は、市民や事業所、研究者、行政が参加するゼロ・ウェイスト円卓会議で、多くの議論を交わしてつくられています。
私たちは、「水俣がめざすゼロ・ウェイストのすがた」に向けて、協働してゼロ・ウェイストのまちづくりに取り組んでいきます。