水俣市は、1992年(平成4年)に日本で初めての「環境モデル都市づくり宣言」を行い、ごみの高度分別や水俣独自の環境ISO制度など、市民と協働で様々な環境政策に取り組んできました。2008年(平成20年)7月、これまでの実績と今後の取り組みの提案が評価され、国の環境モデル都市(認定時全国13都市、現在【2015年(平成27年)3月末】全国23都市)に認定されました。
この度、環境モデル都市の目標や今後5年間の具体的な取り組みをまとめた行動計画(アクションプラン)を策定しました。今後、このアクションプランに基づき、世界的な問題である地球温暖化問題に先導的に取り組む自治体として、持続可能な低炭素社会の実現をめざしています。
【現状と削減目標】
市の温室効果ガス排出量は、基準年2005年(平成17年)に約17.6万トン。
削減目標は、2020年(令和2年)までに32%、2050年には50%の削減をめざして取り組みます。
【取り組み方針】
次の4分野での取り組みを同時に総合的に進めていきます。
A 環境配慮型暮らしの実践(主に民生部門での取組み)
市民版の環境ISOやごみ分別など、省エネ・省資源、リサイクルを実践し、環境に配慮したライフスタルを日常化し、クリーンなエネルギーの使用に転換していきます 。
B 環境にこだわった産業づくり(主に産業部門での取組み)
産業分野における省エネ・省資源、リサイクルを推進し、クリーンなエネルギーの使用に転換していきます。また、市内の先進的な環境技術を活かした新たな産業を導入・実践します。
C 自然と共生する環境保全型都市づくり(主に自然環境保全分野での取組み)
本市の豊かな自然を守りながら、森林を育て街中の公園や緑地の整備を図るとともに、再生可能エネルギーの積極的な活用や環境と共生する住まいづくりを進めます。
D 環境学習都市づくり(主に環境意識を啓発する取組み)
悲惨な公害をどこの地域でも発生させないために水俣病の教訓を発信し、本市の環境モデル都市づくりを全世界へ波及させるための取組を実践していくことで、上記の取組の実践行動を促進します。
※詳しくは、資料(PDF)をダウンロードして、お読みください。
報道発表資料(水俣市)(PDF:11.1キロバイト) 
市長コメント(環境モデル都市認定にあたり)(PDF:9.1キロバイト) 
【アクションプラン(第1期)2009年(平成21年)~2013年(平成25年)】
- 【アクションプラン(第2期)2014年(平成26年)~2020年(令和2年)】
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