水銀に関する水俣条約記念フォーラム2019を開催しました
開催趣旨
水銀に関する水俣条約は、平成25年に熊本県・水俣市で開催された外交会議において採択された国際環境条約です。環境省、熊本県及び水俣市では、条約の周知を進め、各国の条約実施を促進するため、水俣条約を記念する行事を毎年開催してきました。
令和元年度の「水銀に関する水俣条約記念フォーラム2019」では、水俣市の中学生・高校生が夏休みに参加した水銀に関する学習の発表や令和元年11月に開催された水俣条約締約国会議第3回会合(COP3)の結果を報告するとともに、元民放アナウンサーの村上美香さんを迎えて、対談形式で水銀フリー社会について学びを深めていきました。
概要
日時
令和元年12月21日(土曜日)
14時00分から16時30分まで
場所
水俣病情報センター2階講堂
(水俣市明神町55-10)
主催
環境省、熊本県、水俣市
プログラムの主な内容
・開会のあいさつ(髙岡水俣市長)
・ビデオメッセージ(小泉環境大臣)
・[対談]水銀ってなに?(国立水俣病総合研究センター、環境省、熊本県、水俣高校生)
・紫外線LEDを用いた消毒装置の現地研修報告(水俣市内中学校・メタウォーター株式会社)
・水銀に関する研究報告(水俣高等学校・いであ株式会社)
・水俣条約COP3の主な成果について(環境省)
水銀に関する水俣条約記念フォーラム2018-19を開催しました
平成31年2月に「水銀に関する水俣条約記念フォーラム2018-19」が開催されました。
平成30年度の記念フォーラムでは、平成30年11月に開催された水俣条約締約国会議第2回会合(COP2)の結果を報告するとともに、地元からのCOP2に向けた情報発信の取組等を紹介しました。
概要
日時
平成31年2月7日(木曜日)
13時から16時まで
場所
熊本市国際交流会館 6階ホール
(熊本県熊本市中央区花畑4-18)
主催
環境省、熊本県、水俣市
協力
水俣市教育委員会、熊本県立水俣高等学校
プログラムの主な内容
・開会のあいさつ(髙岡水俣市長)
・ビデオメッセージ(レペト水俣条約事務局長)
・基調講演「改めて考える“水銀”と私たちの暮らし」(京都大学 浅利准教授)
・“水銀フリー社会”の実現に向けた取組み(熊本県)
・国連工業開発機関による水俣視察プログラムの実施・結果報告(水俣アカデミア)
・水俣条約COP2の主な成果について(環境省)
・水俣市の中学生による水銀排出抑制技術の現地研修報告
・水銀に関する研究報告(水俣高等学校)
・タンブラーを介した水俣条約外交会議参加者との交流
水銀に関する水俣条約締約国会議第一回会合(COP1)報告会が開催されました
平成29年9月にスイスのジュネーブで開催された「水銀に関する水俣条約締約国会議第1回会合(COP1)」に、水俣市からは市長らが参加しました。
COP1参加の報告を行うために、平成29年12月21日に「水銀に関する水俣条約締約国会議第1回会合(COP1)報告会」を水俣市で開催しました。
地球規模での水銀汚染を防止する「水銀に関する水俣条約」の締約国会議第一回会合(COP1)が開催されました
地球規模での水銀汚染を防止する「水銀に関する水俣条約」の締約国会議第一回会合(COP1)がスイス・ジュネーブで開催されました。
その中の公式プログラム「水俣に思いをささげる時間」が平成29年9月28日に行われ、水俣市長がスピーチを行いました。
水俣市長スピーチ全文(PDF:198.5キロバイト)
「水銀に関する水俣条約」が発効しました
地球規模での水銀汚染を防止する目的で採択された「水銀に関する水俣条約」が、平成29年8月16日に発効しました。
水銀に関する水俣条約(「水俣条約」という)は、地球規模での水銀汚染を防止すべく、各国が連携して水銀のライフサイクル全体を通じた適正管理や排出削減を目指すための国際環境条約です。
水俣条約は、平成25年10月に水俣・熊本市で開催された外交会議において採択され、日本は平成28年2月に条約を締結しました。
平成29年5月18日、締約国数が条約の発効に必要な50カ国を超え、90日後に発効しました。
水俣条約発効を記念して、「水俣条約発効記念行事」を、環境省、熊本県、水俣市、国連環境計画(UNEP)との共催で、平成29年7月1日に水俣市で開催しました。