宮崎市において発生したA型肝炎ウイルスによる食中毒の調査において、患者が喫食した同ロットの加熱調理用の中国産殻付きアサリからA型肝炎ウイルスが検出され、遺伝子検査の結果から患者便から検出されたA型肝炎ウイルスと同一である可能性が高いとの報告がありました。
市民・食品等事業者の皆様におかれましては食中毒の予防のため、下記について御留意いただきますようお願いします。
○加熱加工用の二枚貝による食中毒予防のポイント
1 加熱加工用の二枚貝を調理する場合には、中心部まで十分に加熱すること。
特に、冷凍や殻付きの二枚貝については可食部の加熱が不十分となりやすいので留意すること。
2 加熱調理用の二枚貝を触った後は、よく手を洗うこと。
3 加熱前後で器具(ボール等)や食器を使い分けるか、又は、その都度、洗浄・殺菌して使用すること。
〈参考〉
A型肝炎ウイルスによる食中毒の予防について(厚生労働省)
〔PDF 90.3KB〕