農繁期を迎える3月から5月は、1年で最も農作業の事故が発生しやすい期間でもあります。特に高齢者による事故や農業機械による死事故が多く、なかでもトラクターの転落・転倒による事故が多発しています。
農業機械による事故は、重大事故につながる場合が多いので、次の点に気を付けて、農作業安全に努めましょう。
●高齢者の方が農作業を行う際は、特に注意するとともに、余裕をもった作業を心がける
●安全フレームのあるトラクターを使用し、シートベルトやヘルメットを着用する
●道路やほ場の傾斜や路肩等の作業環境を十分確認し、事故を起こしにくい環境づくりを心がける
●機械の点検や清掃は、必ずエンジンを止めてから行う
●一人で作業をする場合は、どこで作業をしているかを家族に知らせておく
●過労運転・酒気帯び運転はしない
