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水俣川河口臨海部振興構想事業

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水俣川河口臨海部振興構想事業について

 水俣市では、産業の振興と地域経済の活性化を図ることを目的に「水俣川河口臨海部振興構想事業」を進めています。

 

 

水俣産業団地周辺及び丸島漁港周辺の現状と課題

 現在、多くの企業が立地する水俣産業団地に進入するための主要道路は1ヵ所のみで、また入口が鋭角なため大型車両の進入に支障をきたしています。
 また、主要道路が1ヵ所のみであることから、万が一災害等により不通となった場合、資材や商品等の搬入・搬出ができないといったことから、事業活動を休止せざるを得ない事業所が出る可能性があります。
 この他にも、進入口の交差点が隣接の交差点と距離が近いため信号機を設置することができず、交通事故の発生も懸念されています。

 工場等の企業誘致に活用できる土地を現時点では有しておらず、十分な誘致活動ができない状況となっています。
 水産業においても、丸島漁港へのアクセス道路が住宅街を通る道幅の狭い道路のみのため大型車の通行に支障があります。また、水俣市漁協が毎月開催している「水俣漁師市」の会場への主たるアクセスも同じ道路ですが、道幅が狭いうえ、多くの車が通行するため危険である、入口が分かりにくいといった声も出ています。

  

事業の目的

 これらの課題を解決し、多くの企業が立地する水俣産業団地と、本市の水産業の中心的な役割を持つ丸島漁港を中心とした産業の活性化を図ることを目的に、水俣産業団地の外周を走る市道「浜・築地線」、「築地・丸島町線」の道路を片側1車線に拡幅し、水俣産業団地及び丸島漁港の交通アクセスの向上を図ります。
 また、人口減少が進む本市における新たな雇用創出を図るため、現在工事が進められている南九州西回り自動車道のトンネル工事に伴う建設発生土を有効活用し、産業団地沖合を埋め立てて新たな土地を創出し、企業誘致や水産振興などの用地として整備します。


 

事業計画

 この事業では、水俣産業団地周辺を「臨海部」「河口部」「現道部」の3つに分け、それぞれ以下の事業を行います。

 

1 「臨海部」(下図イメージパース赤色部)

 水俣産業団地先の市道から沖合約50~80mを埋め立て、約4.5haの新たな土地を造成します。
 埋め立てた土地のうち、約3.0haを企業誘致の用地、0.3haを水産業用地、約1.0haを道路及び水路の公共用施設用地、約0.2haを護岸用地として活用する計画です。
 併せて、丸島新港側に新たに干潟を造成し、稚魚の放流や産卵、生育場所などとしての活用を図る計画です。
  事業期間:2016年度~2029年度
  事業費見込:約30億円

2 「河口部」( 〃 青色部)
 水俣産業団地の水俣川河口側の市道の道路護岸を補修したのち、道路の拡幅を行います。
  事業期間:2017年度~2032年度
  事業費見込:約4億円(道路拡幅分含まず。)

 

3 「現道部」( 〃 緑色部)
 臨海部・河口部の工事の進捗状況をみながら、道路の拡幅工事を行います。
  工事着手時期:2026年度以降
  事業費見込:未定

 

 

 

事業進捗

 臨海部の埋立工事について、令和2年1月16日付けで次のとおり請負契約を締結しました。

1 工事名 生態系に配慮した渚造成整備(護岸)工事

2 工事内容 鋼矢板設置工事、大型土のう設置工事

3 契約の相手方 徳南・三宅・開田建設工事共同企業体

 

参考資料





 



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